TOP 流出油対策・処理材 生分解性油吸着剤・生分解性土壌浄化材 スノム:よくある質問 流出油対策・処理材 生分解性油吸着剤・生分解性土壌浄化材 スノム:よくある質問 ◆他社商品と比べて油の吸着性能はどのように違いますか? 油の吸着には、従来からマット、ウエス、おがくずや粘土系吸着剤などが使われていますが、 床面、水面それぞれで問題を抱えています。床面にこぼれた油については、吸着処理後、 床面にまだ油が残りスリップなどの二次災害としても危険であり、さらに、靴の裏やタイヤに 油がついて汚染を広げます。 スノムは1粒1粒の粉が多孔質で形成されており、たくさんの孔による毛細管現象によって 強力で速やかに吸着し分解します。 いわば、「カプセル」構造の中に油を閉じ込めることによって油分を分解しますので、 後から水や雨が掛かっても油が滲出してきません。吸着能力は、自重の約2倍あります (軽油テストの場合/スノム1kgで2リットルの軽油を吸着します)また、水面での従来品は水も油も 吸ってしまったり、すぐに沈んだり、油の吸着効率が悪い欠点がありました。 スノムは当社独自の製法により、油は吸着しますが水は弾きます。 従いまして、効率よく油だけを吸着することができ、しかも、回収が容易です。 ◆スノムは何から出来ていますか? スノムは自然界に存在する材料で構成された油吸着分解材で、人畜・植物には無害で 金属等への腐食性も無く、無リンのため、環境対応型の商品といえます。 スノムは植物の殻と油を分解・消化する天然の微生物から出来ています。 微生物は全く天然のもので、遺伝子操作は一切使用していません。 ◆スノムが油を吸着した後どうなりますか? スノムの特徴のひとつに、油を吸着すると色が茶褐色に変わる長所があります。 これにより、簡単に目で見て、投与の「適量」を確認することができて経済性に優れています。 また、スノムは吸着後「カプセル」構造内の微生物が油を分解して、二酸化炭素と水になり 残った植物の殻もまた、生分解して土になります。 ◆油を吸着したスノムはどの様に処理すればよいですか? 油を吸着したスノムは、通常、落ち葉など植物系のゴミと同じ方法で処理できます。 使用後のスノムは、庭・草花の堆肥に使用したり、埋立場に廃棄します。 但し、吸着限界を超えたスノムは、粉の 外側に油が付着しているわけですから、 そのままの廃棄はよくありません。(手で触ると手に油が移 る状態。) その場合はスノムを追加してください。 スノムは堆肥としての使用や廃棄以外に、焼却 も可能です。 焼却の場合、残渣が極めて少ないのも特徴です。 油吸着後の処理に関しては、詳しいことは地域の管轄役所にお聞き下さい。 因みに東京清掃局では「油を吸着して粉末の外側に油が出て いなければ、公共の埋立場に 廃棄してもよい。但し塩素系の液体を吸着した製品は、公共の埋立場に は廃棄できない。」 という見解です。 ◆こぼした油の量に対してスノムの量が多い場合、もう使えませんか? スノムは飽和状態になるまで何回でも使えます。 次の使用時のために、袋や容器に入れて保管してください。 ◆スノムは使わないでおくと製品としてどのくらいの寿命があるのでしょうか? スノムの微生物は、油などの炭素系のものに遭遇するまで眠っています。 水分を含有した炭素系のものにあうと目を覚まし、起きだして反応します。 袋や容器に入れて乾燥した高温にならない場所に保管しておけば、植物の殻が腐らない限り 半永久的に使用できます。スノムを濡らすと、スノムに含まれる微生物がびっくりして 目を覚ましてしまいますので、保管は 乾燥した場所が適切です。 ◆微生物が目に見えないのでなんとなく不安ですが本当に安全ですか? 微生物は、自然界に多く生存し、人体内にも多くの微生物が存在します。 スノムに含まれている微生物は、病原を引き起こすようなものではありません。 目に入った場合でも微生物は、問題ありません。植物の粉は、水で目を洗い流します。 万一、食べてしまっても少し多目に水を飲んで医者に相談してください。 製品安全データがありますので、ご要望があれば提出します。 ◆吸着した油はどのくらいの時間で分解するのですか? スノムそのものが自然界で分解されるのにどのくらいの時間が掛かりますか? 油の量や種類、温度、含有水分によりますが、 大まかにいって吸着した油を2週間から3ヶ月掛けて分解します。 スノムがそのままの状態で野原に放置された場合は、約1ヶ月で生分解します。 ◆石油系以外の油も吸着・分解しますか? 植物油や動物系油も吸着・分解します。基本的には炭化水素で出来た液体なら 吸着・分解します。また、水と油が乳化したもの、水溶性塗料、人や動物の吐出物も 吸着するだけでなく生分解します。 ◆スノムはクリーム状のグリースや冷温バターのような固いものも吸着しますか? スノムとクリーム状の油が混ざれば吸着します。 従いまして、混ざらないような硬さの油には適当ではありません。 ◆微生物が生きている証拠はどのようにしてわかるのですか? スノムに含まれる微生物が本当に生きていることを証明する機関として、 生物研究所や微生物研究機関などがあり検査することが出来ます。 ◆スノムが水を吸着せずに油だけを吸着するのはどうしてですか? スノムは当社独自の製法(特許出願中)により、製品の表面を特殊コーティングして 水を寄せつけずに油だけを吸着します。 また、水を弾くことから雨天でも使用できる全天候型商品です。 ◆スノムは水面の油を吸着してどのくらいの時間水面に浮いていますか? スノムは油を吸着してから24時間は、浮いていますので回収が楽に行えます。 また、姉妹品としてフェンスタイプ、釣下げタイプや便利な遠投タイプがラインアップされています。 ◆スノムが油をカプセルの中に取りこみ、外部に染み出してこないのはどのような原理ですか? 原料に植物の殻を使用していますが、その細胞膜の浸透圧によって一度吸着した油は 植物のカプセルから出られなくなります。これにより、油の再流出を防ぐことが出来るのです。 ◆スノムは燃えますか? スノムが自ら発火することはありません。 しかし、例えばマッチで火をつければ燃えます。 従いまして、油を吸着したスノムの処理に燃料としても使えます。 スノムは、粘土などを含んでいませんので、焼却灰の残留もごくわずかです。 ◆油に吸着したスノムを土の中に埋めてもよいですか? スノムを土の中に埋めても油は、生分解します。 但し、生分解の速度は、油の種類や量や環境に影響されます。 ◆吸着限界に達していないスノムをもとの袋に返した場合どうなりますか? 問題ありません。 スノムは、カプセル状の分子構造を持っているので、一度吸着した油は、外に染み出ないからです。 カプセル構造になっていない吸着剤の場合は、油が染み出す可能性が大きいので、 吸着限界に達していなくてもスノムをいっしょにしないで下さい。 油が染み出さなければ未使用のスノムを目覚めさせることはありません。 ◆炭化水素を生分解するにはどのような環境がベストですか? 次の4つの要素が揃うと生分解が早まります。 ①炭化水素を分解・消化する適切な数のバクテリアの存在。 ②微生物が活性するための栄養剤の存在。 ③適当な酸素の供給。 ④温度(20~45℃)と水分(30%前後)。 ◆スノムに吸着された油を最短時間で生分解させたい場合はどのようにしたらよいですか? 油吸着済みのスノムを適量の土と混ぜて外に放置し、雨が降った後は固まりやすく 酸素が入りにくくなるので、週に1回くらい熊手などで攪拌すると適度な酸素が供給されて よく分解します。雨が降らないで乾燥する場合は、適当に水をやります。 ◆こぼれた油などの吸着以外にどのような使い方がありますか? ①油をよく吸着する性質を利用して、機械油などで手が油まみれになった場合は、 スノムで手を揉むと油はきれいに取れ、手もかぶれません。 ②ガソリンなど極めて引火性が強い液体がこぼれた場合、 スノムを吸着させると引火性が低く(燃焼時間が遅く)なります。 ◆スノムのバクテリアは、好気性ですか嫌気性ですか? スノムには好気性バクテリアと嫌気性バクテリアが入っており、 好気と嫌気の両方の環境で働く様に処方されています。 ◆北海道のような寒冷地でスノムはうまく機能するのですか。 スノムはそれ自体が凍って硬くなるか、または、対象となる液体が凍って硬くなるまで吸着は 継続します。バクテリアは4℃ほどで活動が穏やかになり、0℃になると休眠状態になりますが 死滅はしません。 凍ると一部のバクテリアは死ぬものもありますが、大勢に影響はありません。 流出油対策・処理材
生分解性油吸着剤・生分解性土壌浄化材 スノム:よくある質問 ◆他社商品と比べて油の吸着性能はどのように違いますか? 油の吸着には、従来からマット、ウエス、おがくずや粘土系吸着剤などが使われていますが、 床面、水面それぞれで問題を抱えています。床面にこぼれた油については、吸着処理後、 床面にまだ油が残りスリップなどの二次災害としても危険であり、さらに、靴の裏やタイヤに 油がついて汚染を広げます。 スノムは1粒1粒の粉が多孔質で形成されており、たくさんの孔による毛細管現象によって 強力で速やかに吸着し分解します。 いわば、「カプセル」構造の中に油を閉じ込めることによって油分を分解しますので、 後から水や雨が掛かっても油が滲出してきません。吸着能力は、自重の約2倍あります (軽油テストの場合/スノム1kgで2リットルの軽油を吸着します)また、水面での従来品は水も油も 吸ってしまったり、すぐに沈んだり、油の吸着効率が悪い欠点がありました。 スノムは当社独自の製法により、油は吸着しますが水は弾きます。 従いまして、効率よく油だけを吸着することができ、しかも、回収が容易です。 ◆スノムは何から出来ていますか? スノムは自然界に存在する材料で構成された油吸着分解材で、人畜・植物には無害で 金属等への腐食性も無く、無リンのため、環境対応型の商品といえます。 スノムは植物の殻と油を分解・消化する天然の微生物から出来ています。 微生物は全く天然のもので、遺伝子操作は一切使用していません。 ◆スノムが油を吸着した後どうなりますか? スノムの特徴のひとつに、油を吸着すると色が茶褐色に変わる長所があります。 これにより、簡単に目で見て、投与の「適量」を確認することができて経済性に優れています。 また、スノムは吸着後「カプセル」構造内の微生物が油を分解して、二酸化炭素と水になり 残った植物の殻もまた、生分解して土になります。 ◆油を吸着したスノムはどの様に処理すればよいですか? 油を吸着したスノムは、通常、落ち葉など植物系のゴミと同じ方法で処理できます。 使用後のスノムは、庭・草花の堆肥に使用したり、埋立場に廃棄します。 但し、吸着限界を超えたスノムは、粉の 外側に油が付着しているわけですから、 そのままの廃棄はよくありません。(手で触ると手に油が移 る状態。) その場合はスノムを追加してください。 スノムは堆肥としての使用や廃棄以外に、焼却 も可能です。 焼却の場合、残渣が極めて少ないのも特徴です。 油吸着後の処理に関しては、詳しいことは地域の管轄役所にお聞き下さい。 因みに東京清掃局では「油を吸着して粉末の外側に油が出て いなければ、公共の埋立場に 廃棄してもよい。但し塩素系の液体を吸着した製品は、公共の埋立場に は廃棄できない。」 という見解です。 ◆こぼした油の量に対してスノムの量が多い場合、もう使えませんか? スノムは飽和状態になるまで何回でも使えます。 次の使用時のために、袋や容器に入れて保管してください。 ◆スノムは使わないでおくと製品としてどのくらいの寿命があるのでしょうか? スノムの微生物は、油などの炭素系のものに遭遇するまで眠っています。 水分を含有した炭素系のものにあうと目を覚まし、起きだして反応します。 袋や容器に入れて乾燥した高温にならない場所に保管しておけば、植物の殻が腐らない限り 半永久的に使用できます。スノムを濡らすと、スノムに含まれる微生物がびっくりして 目を覚ましてしまいますので、保管は 乾燥した場所が適切です。 ◆微生物が目に見えないのでなんとなく不安ですが本当に安全ですか? 微生物は、自然界に多く生存し、人体内にも多くの微生物が存在します。 スノムに含まれている微生物は、病原を引き起こすようなものではありません。 目に入った場合でも微生物は、問題ありません。植物の粉は、水で目を洗い流します。 万一、食べてしまっても少し多目に水を飲んで医者に相談してください。 製品安全データがありますので、ご要望があれば提出します。 ◆吸着した油はどのくらいの時間で分解するのですか? スノムそのものが自然界で分解されるのにどのくらいの時間が掛かりますか? 油の量や種類、温度、含有水分によりますが、 大まかにいって吸着した油を2週間から3ヶ月掛けて分解します。 スノムがそのままの状態で野原に放置された場合は、約1ヶ月で生分解します。 ◆石油系以外の油も吸着・分解しますか? 植物油や動物系油も吸着・分解します。基本的には炭化水素で出来た液体なら 吸着・分解します。また、水と油が乳化したもの、水溶性塗料、人や動物の吐出物も 吸着するだけでなく生分解します。 ◆スノムはクリーム状のグリースや冷温バターのような固いものも吸着しますか? スノムとクリーム状の油が混ざれば吸着します。 従いまして、混ざらないような硬さの油には適当ではありません。 ◆微生物が生きている証拠はどのようにしてわかるのですか? スノムに含まれる微生物が本当に生きていることを証明する機関として、 生物研究所や微生物研究機関などがあり検査することが出来ます。 ◆スノムが水を吸着せずに油だけを吸着するのはどうしてですか? スノムは当社独自の製法(特許出願中)により、製品の表面を特殊コーティングして 水を寄せつけずに油だけを吸着します。 また、水を弾くことから雨天でも使用できる全天候型商品です。 ◆スノムは水面の油を吸着してどのくらいの時間水面に浮いていますか? スノムは油を吸着してから24時間は、浮いていますので回収が楽に行えます。 また、姉妹品としてフェンスタイプ、釣下げタイプや便利な遠投タイプがラインアップされています。 ◆スノムが油をカプセルの中に取りこみ、外部に染み出してこないのはどのような原理ですか? 原料に植物の殻を使用していますが、その細胞膜の浸透圧によって一度吸着した油は 植物のカプセルから出られなくなります。これにより、油の再流出を防ぐことが出来るのです。 ◆スノムは燃えますか? スノムが自ら発火することはありません。 しかし、例えばマッチで火をつければ燃えます。 従いまして、油を吸着したスノムの処理に燃料としても使えます。 スノムは、粘土などを含んでいませんので、焼却灰の残留もごくわずかです。 ◆油に吸着したスノムを土の中に埋めてもよいですか? スノムを土の中に埋めても油は、生分解します。 但し、生分解の速度は、油の種類や量や環境に影響されます。 ◆吸着限界に達していないスノムをもとの袋に返した場合どうなりますか? 問題ありません。 スノムは、カプセル状の分子構造を持っているので、一度吸着した油は、外に染み出ないからです。 カプセル構造になっていない吸着剤の場合は、油が染み出す可能性が大きいので、 吸着限界に達していなくてもスノムをいっしょにしないで下さい。 油が染み出さなければ未使用のスノムを目覚めさせることはありません。 ◆炭化水素を生分解するにはどのような環境がベストですか? 次の4つの要素が揃うと生分解が早まります。 ①炭化水素を分解・消化する適切な数のバクテリアの存在。 ②微生物が活性するための栄養剤の存在。 ③適当な酸素の供給。 ④温度(20~45℃)と水分(30%前後)。 ◆スノムに吸着された油を最短時間で生分解させたい場合はどのようにしたらよいですか? 油吸着済みのスノムを適量の土と混ぜて外に放置し、雨が降った後は固まりやすく 酸素が入りにくくなるので、週に1回くらい熊手などで攪拌すると適度な酸素が供給されて よく分解します。雨が降らないで乾燥する場合は、適当に水をやります。 ◆こぼれた油などの吸着以外にどのような使い方がありますか? ①油をよく吸着する性質を利用して、機械油などで手が油まみれになった場合は、 スノムで手を揉むと油はきれいに取れ、手もかぶれません。 ②ガソリンなど極めて引火性が強い液体がこぼれた場合、 スノムを吸着させると引火性が低く(燃焼時間が遅く)なります。 ◆スノムのバクテリアは、好気性ですか嫌気性ですか? スノムには好気性バクテリアと嫌気性バクテリアが入っており、 好気と嫌気の両方の環境で働く様に処方されています。 ◆北海道のような寒冷地でスノムはうまく機能するのですか。 スノムはそれ自体が凍って硬くなるか、または、対象となる液体が凍って硬くなるまで吸着は 継続します。バクテリアは4℃ほどで活動が穏やかになり、0℃になると休眠状態になりますが 死滅はしません。 凍ると一部のバクテリアは死ぬものもありますが、大勢に影響はありません。 流出油対策・処理材